2000年11月27日
[ほらがい]の加藤さんがメールマガジンで5つ星をつけていた「ファイト・クラブ」と「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」の2作をビデオで見て、なるほど面白く、前者ではどんな深読みができるのか、後者ではどこまで“ほんとう”なのかが気になって、ウェブを調べていたら、[
PANCHAN World]という映画ページに行き当たった。カウンターを見ると10万ビューを超えているから、よく知られたページのよう。主催者とビジターが掲示板形式で映画を採点・批評する[採点簿]が面白く、主催者による映画批評も力が入っている。制作者の谷内修三さんは北九州在住の現代詩人で、本流の詩のサイト[
象形文字]も、自作詩のテキストあり、批評あり、読書日記ありのすばらしいボリュームを誇る。特に読書日記はプロ・アマの新しい詩集を精力的に紹介していて、詩の引用も多く、今どんな詩が書かれているかを安直に知るには便利なページ。詩作の方では、[近作詩編のページ]の「ブコウスキーの日日」に少し食指が動いた。