木津泊檣

 霜天一輪月  霜空に満月が輝き

 江口幾宿檣  河口には幾艘もの船が停泊する

 千里舟中客  遠く旅してきた船の客たちは

 各應夢故郷  故郷を夢見て眠っているだろう

詩をめぐる考証あれこれ