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御池岳2002.2.18

 きびしい冷え込みで目が覚めて、テントから顔を出すと、山頂大雪原の夜明け。
 近づいてくる日の出に誘われるように、カメラだけを手に、凍った靴に足を押し込んでテントを出た。
 そして、そのまま2時間。
 透明な結晶質のなかを彷徨うようだった、御池岳奥ノ平の朝が今も心に響いている。